アクセス解析
FC2ブログ
スポンサーサイト 
-- / -- / -- ( -- )  --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 Com(-) * Tb(-) * page top↑ * [Edit]
読了:『喪神の碑〈1〉ラフェールの末裔』 
2006 / 06 / 18 ( Sun )  15:55
さて、『ゴシック』と一緒に買った『喪神の碑』です。どういうわけか「品切」のことが多くて、なかなか手に入らなかった本。(^^;; 在庫があるのを見つけて素早く注文を入れました。
あー 今検索すると、アマゾンも楽天ブックスも、1巻と4、5巻が品切れですねえ。うーむ。

『喪神の碑(いしぶみ)〈1〉ラフェールの末裔』津守 時生 角川スニーカー文庫
**内容(「BOOK」データベースより)fromアマゾン
求人広告に応じて乗組んだ宇宙船「黄金のイルカ」号の船長マリリンは、その気のないぼくですら思わず見とれてしまうような美青年だった。それもそのはず、かれは天使のように美しい超能力者一族、ラフェール人の生残りの一人だったのだ。そして「イルカ」号は、恐怖の伝染病で滅びたラフェール文明の再興を使命としていた。こうしてマリリンとの冒険に乗り出したぼくだったが、恐るべき陰謀が待ちかまえていたのだ。壮大なスペース・オペラ開幕。

をを!久しぶりにまともな説明文だわー(笑)
この文章はカバー裏と同じですが、これはマトモですね。このところしょーもないのにばかり当たってるんで、これだけでもほっとします。
表紙絵は小林智美さんで、正直、ちょっとごっつい感じ。このマリリンだと絶世の美青年にイマイチ見えません。(^^;; 嫌いな絵ではないんですが、この本の場合、この表紙で損をしてるところもあるんじゃないかしら。

で、肝心の中身は、ですね。
古きよきスペース・オペラ・・・かな。
まさしく「スペース・オペラ」というやつです。(「壮大な」は言い過ぎと思うけどw)あえて言えば「星界の紋章以前」のスペオペ。
わたしはこういうので育ってるんで、ほっとしますねぇ。(笑)

(以下、詳細感想。例によってほめてませんので、そのおつもりで。)

でも・・ そうね、どうなのかな。良くも悪くも、古いタイプのスペースオペラなんですよ。
読んでいて既視感を覚える部分も多し。こういう話、知ってるような気がするんですよねえ。うーむ。
途中まではイラストのイメージの影響もあってか(この挿し絵だとなんか似てる感じがするんですよね。どこがということじゃないんだけど)萩尾望都風の印象。O2(オーツー)という人物が出てきたあたりからは、スタートレック風?宇宙船のクルーの構成もスタトレをちょっと思いだします。

オリジナリティを感じるのは、「たくましい格闘系美青年」のマリリン船長と、感情的でオタオタしてばっかりの主役(たぶん)ロヴ君のキャラクター・・・ぐらい、かしら。(いや、O2とか、好きなんだけど、ユニークな設定とは言い難い・・わよね)


でも残念ながら「黒髪長髪の美青年」と、「たくましさ」の共存が、なかなか腑に落ちなかったり。たくましい男の腰までもの長髪(しかも黒)って、なんかウザい気がするんですけど・・ 偏見かなぁ。それで「見とれるほどの美貌」っていうのが想像できないんですよー 「たくましくて、かっこいい」ぐらいまでなら想像可能なんですが、見とれるかなぁ・・うーん・・・
そのうえ、女性口調という設定ですからねえ、なんというか、イメージ出来ないキャラになっちゃってます。(この「女性口調」になってる理由、この先どのぐらい意味を持ってくるのかなぁ。単に個性的にするためだけの設定だったら、思いっきり「不必要だ!」って言っちゃいますよ!w)

なにかというと悲鳴を上げたり大騒ぎしたりするロヴ君は、男の子のキャラクターとしてはけっこう珍しくて面白くはあるんですが、甘ちゃんすぎて、ちょっと、ね。まがりなりにも士官学校出という設定なんだから、もちょっと一本芯を通してほしいところ。(彼がこうなのには理由がある、ことはわかるんですけれど、それにしても、今までどうやって生きてきたんだか?士官学校の卒業試験、キミそれで通ったの?(笑))
それに、船長の女性風の笑いぐらいで、いちいち鳥肌たてるんじゃない! と、カツを入れたくなっちゃったりして。最初はともかく、すぐ慣れるんじゃないのかなぁ。(これは他のクルーも、だわね。そんなに「風変わりな人のいない」環境にいたんですかねえ、皆さん。しゃべり方ぐらいでオタオタする人らが、多文化な(はずの)宇宙世界でやってけるんでしょうか。(^^;;)

その他のクルーについては・・・ 暴力美女のフミさん以外は、なんだか印象に残りません。いろいろ工夫してるのは分かるんですけどね。何度冒頭の登場人物表を確認したことやら。(苦笑)
話が進めば個別認識できるようになる・・ んだといいんですけれど。


ストーリーは、デジャ・ヴュ満載ながらも手堅い作り。テンポよく事件が起きて、どんどんページが進みます。まあ、なんとなく行き着く先の想像が出来ないでもないような気もするけれど、本当にそうなってくれるのかどうか。

文章も破綻もなく無理もなく。SF的な設定も(スペオペに求められるぐらいのレベルで)ちゃんとしていて、「そりゃないだろー!」って叫んじゃう心配はありません。(あはは。でもSFと称しながらサイエンスのサの字も無いようなしろものもありますからねーw)

ああでも、カバー裏作者紹介にある「今回の目標は"セクシー&熱帯耽美"」ってのは・・ ええと、感じられませんでした。ストイックなイラストのせいもあるかもですが。(^^;; 文体もどっちかというと「乾いた」感じですし。


(これが出版されたのは、わたしが大学に入ってからのようですが)スペオペ含め、とにかく乱読を重ねていた高校時代、図書室の文庫棚制覇を目標にしていたころに、棚にこれがあれば、文句無く楽しく読んだことでしょう。

だけど今だと・・ そうねえ、あれば読む、と思うけれど、積極的にお金を出して買うかどうかは・・ビミョウ、かなぁ。こういうノリのスペオペは久しぶりなんで、懐かしいんだけれども。
オリジナリティ云々じゃなく、なんていうか、いやおうなしに惹きつけてくれちゃうような魅力が、足りないような気がします。(『やさしい竜の~』の方が、その点じゃ魅力的)
面白くないわけじゃないけれど、凡百の類似スペオペ群から抜け出すには、なにか一味足りない・・ような。無い物ねだりかもしれませんけれどね?

残りは古本屋で見かけたらゲット、かな。結末を見届けるためだけにでも、最後まで読んでみようかなとは思いますしね。
少なくとも、ハズレではないです。はい。
スポンサーサイト
* テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌 *
読んだ本の話 * Com(0) * Tb(0) * page top↑ * [Edit]
Comment to this entry
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
Trackback to this entry
インフォメーション
猫写真ブログ作りました.。
うちの外猫たちを
見てやってください
最新の記事
カテゴリ+展開メニュー
  • 猫写真(5)
  • 読んだ本の話(60)
  • ゲームの話:金色のコルダ(37)
  • ゲームの話:遥かなる時空の中で(25)
  • ゲームの話:乙女ゲーム(23)
  • ゲームの話:BLゲーム(12)
  • ゲームの話:幻想水滸伝(30)
  • ゲームの話:その他(33)
  • 見たものの話:映画とテレビ(8)
  • ブログと日常(141)
  • ネットライフ(14)
  • 未分類(1)
過去ログ*ピックアップ
プロフィール

あtoん

Author:あtoん
性別:女
年齢:三十路後半
家族:祖母&母&妹 平均年齢57.25歳

学術書でもBLでも。バッハでもアイドルポップスでも。
ジャンルがどうでも「面白いものは面白い」し「ダメなものはダメ」だと思うのですよねー

ゲーム好きに40の質問への回答
「元」女子高生に50の質問への回答
オススメミステリ

ブロとも申請フォーム
Tree-Comment
月別アーカイブ
リンク
順不同。というか、登録順。
勝手にリンクしています。
リンクしちゃダメという方はご連絡ください
情報源サイト
このブログをリンクに追加する
ブログ内検索
あtoんへのメール
匿名・匿アドOK。お気軽にどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

Amazon サーチボックス
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。