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愛でる視線 憧れる視線 
2006 / 07 / 31 ( Mon )  12:08
昨日、「布地の使用量が・・」云々と書きながら、「布地の使用量が多い男性の衣装が好き」なはずなのに、布地たっぷりの時代背景の『F LESH & BLOOD』は途中で読むのを止めてしまったなぁ、なんでかなぁ、なんてことを考え始めてしまいました。

そのうち、以前から考えていたことを思いだしてしまい・・ ちょっと屁理屈をこねまわしてみようかなと思ってしまった次第。まあ、意味なく理屈をこねまわすのも、わたしの「おたのしみの一つ」ってことでご勘弁を。(^^;;
以下、その「屁理屈」でございます。はい。m(__)m

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BL=ボーイズラブとかなんとか、そんなふうに呼ばれているモノを、わたしは「無性(男でも女でもない)同士の恋愛モノ」もしくは「両性(男でも女でもある)同士の恋愛モノ」だと思っています。
(「男同士」じゃなくって、ね。)
で、まあ、ジェンダー(社会的性別役割/「男らしさ」「女らしさ」という意識)の影響が少なくなってる分、男女の恋愛モノよりも、より「恋愛そのもの」が純粋に抽出されてる・・ という部分があるの、かな、と。(性差を無視して「恋愛」は成立しないはずだ、ってな議論をはじめればキリが無いですが、それはさておき)

ではありますが、無性化あるいは両性化されてるはずの恋愛関係においても、恋愛関係にある(なる)両者は、「庇護する・愛する」側と「庇護される・愛される」側・・・と分かれることが多いようで。
その傾向が強いものも弱いものもありますけれど。濃淡の違いはあっても、そういう役割分担(ベッドでの役割と必ずしもイコールじゃなく)はあるように思われます。

で・・ 
わたしが読んでるBLっぽい小説は、ほとんどネット上に無料で公開されてるもの(作者もおおむねアマチュア)だけなんですが。
あれこれ読みあさった経験と、「BLマンガ」ではないにしても、そういう要素のある少女マンガなんかを読んできた経験からすると、
「庇護する・愛する」側の視点で書く人と、「庇護される・愛される」側の視点で書く人がある
ような気がするのですよねー
あ。一人称の主語がどっちだとか、そういう意味じゃないんです。
どっちに自分の分身を投影させているか、とでも言うのかな。それが作者さんによって固定的であるように思えるのね。
「愛する側」視点の人は、「愛される側」の人物をより魅力的に書こうとするようですし、逆に「愛される側」視点の人は「愛する側」の人物を理想の相手に近づけようとする。そんなようなことです。

そしてこれは、どうも「読み手」にもある傾向のようで。
どっち側を素敵だと思うか。どっちに自己投影しやすいか・・・
たぶん、個人個人で傾向があるんじゃないでしょうか。

ちなみに、わたしはどっちかというと「庇護する側」視点に入り込みやすいみたいでして。
別に守ってあげたくなるような可愛い男の子が好きとか、そういうことじゃなくってね。相手が青年だろうがオヤジだろうがかまわないんですが、彼らを「愛でて」しまうのよね。
そして「愛してるのに~」みたいな(愛する側の)苦悩の方に、より共感する傾向があります。はい。

面白いことに、これを以前、妹に話したら、どうやら妹は「愛される側」との共感性が高いのだとか。
その時の話題はマンガの『闇の末裔』だったんですが、「どのキャラに」「どんな理由で・どんな点で」思い入れるか・・ という話をしていたら、結局そういうことになりました。
同じキャラを「いいよねー」と言っても、視線の方向がわたしと反対で。(^^;; 「ああ、そういうものなのか」と、しみじみ思ったのを覚えています。


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さて、これで話が最初に戻ります。はい。(笑)

『F LESH & BLOOD』は、あからさまに「庇護される側視点」ですよね。主人公がどうというのもありますけれど、とにかく「庇護者」「愛する(愛してくれる)人」たちがかっこいい。沢山出てきますし。(笑)
彼らを「きゃー かっこいいー」と思って、憧れの視点で読めれば、ものすごく楽しいのだと思うのです。

でもどっちかというとねー わたしはねー (^^;;
いや、可愛い男の子が満載である必要なんて無いんですよ?人数じゃないの。ええ。
あの話の場合には、主人公の男の子の「魅力」が大事なんですよねー わたしにとっては。
彼の魅力がもっと感じられないと、つまんないんですね。わたしには。どうやら。
ところが、どうにも彼が好きになれないので・・・ 結果、物語そのものに魅力を感じないということになっちゃうという。(いくら布地たっぷりのゴージャス衣装の人が沢山出てきても)

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ちなみに、男女の恋愛モノだと、この「どっちの視点に」って話は通じなくなっちゃうんですよね。どうしたって、(自分が女である以上)女性側に視点固定されちゃいますし。
それに加えて、性別役割分担の通常概念として「男=庇護する側」「女=庇護される側」でしょうから、どんなに男性の方が年下で可愛くて「守ってあげたい」タイプだったとしても、完全に視点を逆転させるには、かなり工夫する必要があると思いますし。(「庇護する女」は「恋人」じゃなくて「母」になっちゃうんですよねー とかくに)

あー
現実の人間関係はまた別、ですよ? もちろんっ。
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